福祉用具
レンタル・販売

 皆さんは、『 福祉用具 』もしくは『 介護用品 』と聞いて何を思い浮かべられますか?
パッと思いつくのは『 介護ベッド 』や『 車いす 』ではないでしょうか。実は、様々な役割を持つ便利な福祉用具が、皆さんが想像されるよりもたくさん存在します。
 平成5年施行の福祉用具法では、第2条に福祉用具を『 心身の機能が低下し日常生活を営むのに支障がある老人又は心身障害者の日常生活上の便宜を図るための用具及びこれらの者の機能訓練のための用具並びに補装具 』と位置付けられており、この概念をもとに作られた製品はすべて福祉用具と言えます。そして日本では、その中でも国が定めた特定の福祉用具であれば、介護保険を利用してレンタルや購入ができます。

 例えば車いす。一口に車いすと言っても、タイヤが大きい物と小さい物、自分で操作できるものと誰かに押してもらわないといけない物、座面が広い物・狭い物、座面の広さや高さを変えられる物、ひじ掛けが上がり下がりする物、足置きが取れるものや角度が変えられる物、リクライニングする物など、その種類は多岐に及びます。
 多くの介護保険対応の福祉用具がレンタルである理由はそこにあり、福祉用具を必要とする方の身体状況や生活環境に対応するためには、必然的に専門性の高い機能を持つものが多くなります。
 そして、その中から利用者様の『 現在 ( いま ) 』に合った製品を選び、提案するのが、福祉用具専門相談員の役割となります。

 サンてらす 福祉用具は、利用者様のお宅へ製品の配送やご相談をお聞きするために直接訪問する「 営業 」、お問合せ等の電話対応や介護保険給付に関する業務担当する「 事務 」、製品の管理・発注や消毒・再生を行う「 在庫管理 」の三位一体で組織されています。この3つの役割が有機的に機能することにより、可能な限り迅速に、効果的な福祉用具をお届けすることができます。

 

 まずは、何がどう困っているかをケアマネジャーにご相談ください。ご相談内容、お身体の状況、生活環境を踏まえ、どのような福祉用具が本当に必要なのかをしっかり検討し、ある程度絞られた製品を後日お届けします。
 ご安心ください。まずはお試し利用から始めていただき ( ※一部お試しいただけない製品もございます )、有効であると確認して初めてレンタル開始となりますので、しっかりとご納得されてからご利用いただけます。
 また、しばらく使ってみて、この部分の使い勝手が悪い、何かしっくりこない、といったお気付きやご不満も、レンタルなら問題なく機種変更できるので、そういった意味でもご安心いただけます。
 下記のご利用案内図からご利用の流れがお分かりいただけるかと思いますので、ご参照ください。

 福祉用具は、日常生活を送る上で困っている動作を補ったり、その動作のために行われる介護のご負担を減らす事が主な役割ですが、私達、福祉用具専門相談員は、いつもその先を目指しています。
 それは、生活の質の向上です。立ち上がる動作が困難でベッドに座ったまま食事をされていた方が、ベッドの頭側が上がり、足をついた時の高さが調整できることで、安全に立ち上がって食卓まで移動しのテーブルで食事をされるようになると、その次にしたいことが生まれます。辛かった事が出来るようになることで、その次に希望が生まれ、生きる活力が湧いてくる。生活の質が向上すると、笑顔が増え、幸せを感じる余裕が出てきます。


 私たちは、利用者様ひとりひとりにそのような毎日を送っていただけるよう心がけながら、日々の業務に取り組んでいます。

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